メタモンを廻る、終わらない戦い

どうも、sakekure_9です。(誰ですか?) 

 

この文章は、特にオチがないのにも関わらず長いです

それでも時間を費やしてもいいという、私の熱狂的なファンの方は是非…

 

 

 

 

今現在、丑三つ時深夜三時

 

こんな夜中に、皆さんは何を思っているでしょうか

 

 

好きな人のこと、将来への不安、明日のコーディネート、言わなければよかったあの一言、楽しかった思い出…

 

 

私は夜、目を瞑った後に考え事をしてしまうのですが

 

 

今日も、とある出来事に想いを馳せています

 

 

 

何かと言うと、

 

 

 

 

メタモンのタオル、にです

 

 

 

 

 

 

 

メタモンのタオルに?

 

 

 

 

 

はい、メタモンのタオルに…

 

 

 

 

今日はメタモンのタオルを巡って今も起き続けている戦いのお話をしようと思う(興味ナシ)

 

 

 

 

第一話

「募る不信感」

 

 

 

 

 

去年の12月、全然会っていなかった彼氏に電話で別れを告げました

 

 

 

別れようと言ったら、「そうだね」と言われました

 

 

 

は?

 

そうだねってなんだよ

 

 

 

と思いつつ、家に置いていた私物を取りにいきたい旨を伝えました

 

 

 

元彼の家に置いていた私物はこちら↓

 

メタモンのタオル

・トレーナー

・パンツ

・よっれよれになったタンクトップ

・歯ブラシセット

・sagami original0.02

 

 

 

下四つは捨ててもらって構いませんが、上二つはお気に入りの二つ。

 

特に、メタモンのタオルはお気に入りでしかも未使用のもの。

 

 

同じ関東ではあるものの、県が違うため元彼の家まで2時間半くらいかかります

 

 

 

それでもいい

 

 

 

 

メタモンを、取りにいきたい

 

 

 

 

そんな思いで、私が家に行くので良いか?と聞くと

 

 

「申し訳ないから、俺が渡しに行く」

 

 

とのこと

 

 

 

ほう…

 

 

いろいろあって、じゃあ1月3日に、この場所で…という話になりました(新年早々)

 

 

 

しかし!!!!!!

 

 

 

前日になって、連絡をしたところ

 

インフルになったので別日にして欲しい

 

とのこと

 

 

 

そうですか…(いやインフルになったなら行けないってことを連絡してこいや)

 

と思いつつ、じゃあ別日に家まで取りに行くのでと言ったら

 

 

「申し訳ないので大丈夫」と…

 

 

じゃあ着払いで送ってくれと言ったら

 

 

「難しそうやな」と…

 

 

適当な袋にぶち込んで郵便局行けば出来ますよ、と言ったところ

 

 

 

 

既読無視…

 

 

 

およよ……?

 

しかしこれは始まりにすぎない

 

 私はまだ何処かで彼を、信じていた

 

 

 

第二話

「私物泥棒、爆誕

 

 

既読無視をされてから二ヶ月後

 

 

私はまだメタモンを諦めていなかった

 

 

「まだ捨ててなかったら取りにいきたいんすけど…」

 

と、可愛いメタモンの為に意を決してラインをする私の姿はとても勇ましかった

 

 

 

すると、

 

 

「ごめん忘れてた」

 

とのこと

 

 

 

私は、一日たりともメタモンのことを、忘れたことは、ないが。

 

 

明らかに向こうがめんどくさがっている。

 

 

 

また既読無視をされ、その一週間後

 

私もヤケになり、この辺りからどうしても私物を取り返してやろうという気持ちが強くなっていく

 

 

「手間かけてすみませんが
捨てるなら引き取りたいってだけなので返す気ないならもう諦めるのでそう言ってください
早くこの話終わらせたいので忙しいと思いますが何らかの対処お願いします」(原文ママ

 

 

 

追いのライン、そして敬語を使うことで相手に「本気」であることを伝えてみた

 

 

 

すると、「ごめん引越しで忙しかった」とのこと

 

 

元カノに私物も返せない人間が引越しなんてする資格はないが、と思いつつ、穏便に「ロッカーに入れておいてください」と薬物の取引のような方式で私物の受け渡しを行うことを提案する

 

 

一見素直に応じたように見せた彼だったが、案の定当日にまたもやドタキャン

 

 

その後、またドタキャン

 

 

3月中に3回くらいドタキャンされます

 

 

 

そして既読無視されます

 

 

 

 

コイツ、返す気ねえな………

 

 

私は悟った

 

 

コイツは元彼なんかじゃない、"私物泥棒"だったのだと…

 

 

 

 

第三話

「私物泥棒 リターンズ!」

 

 

 

自粛期間も終わり、蝉がよもやよもやと、活発に生命を燃やし続ける

 

 

 

八月になっていた

 

 

私物を返してくれ、と言ってから八ヶ月

 

 

既読無視をされてから四ヶ月

 

 

 

私は、諦めかけていた

 

 

それでも、一日たりともメタモンのことを忘れたことはなかった

 

 

 

♪いつでも探しているよ

 

どっかにメタモンの姿を

 

引き出しの奥 タンスの中も 

 

私の家にあるはずもないのに…

 

 

もう捨てられているのかもしれない

 

もしかしたら奴に愛用されているかもしれない

 

 

そんな事を考えては枕を濡らす日々だった

 

 

 

メタモンのタオルくらいドンキに行けば買えるだろう、と思う人もいるかもしれないし、実際私も思っている

 

 

どうせ捨てられるのなら取りにいきたい、というだけなのである

 

 

しかし、初めに私は自ら取りに行くと言ったにも関わらず、拒否したのは彼だ

 

 

そもそも郵送すれば済む話なのに、ここまで引き延ばしたのも彼自身なのだ

 

 

 

なのに、何故私とメタモンが犠牲にならなければならない?

  

 

私に恨みがあっても、メタモンにはなんの罪もないだろう

 

 

 

メタモンを、救いたい

 

 

 

 

 

私の性格上、割に合わなすぎるので取り返してやりたいという気持ちが膨れ上がり、このような戦いが巻き起こることになった

 

 

あと、返す気ないなら早くブロックすればいいのに返す素振りを見せるのでこちらも諦めがつかない

 

 

 

 

そして突然、その日は来た

 

 

 

「本当ごめんね!
明日か、来週の17.18.21日で空いてる日ある?やっと仕事落ち着いたから返すもの全部返します」(原文ママ

 

 

 

 

私物泥棒が、ついに自ら動き始めた

 

 

 

そして、メタモンはまだ生きている…!!!

 

 

 

 

穏便に日にちと渡し方法が決定し、ついに私の手にメタモンが返ってくる

 

 

 

と思いきや

 

 

 

またもや、願いは叶わず

 

 

 

しかし、別日なら私の最寄りまで届けてくれるとのこと

 

 

 

仕方ない、その誠意を受け止め、許してやろう

 

 

 

私は、来たるべきメタモンとの再会を心待ちにするのみであった

 

 

 

「就活順調?」などと、元彼ヅラすらする余裕も出てきたのか、関係のない話題を出してきたが、私はメタモンにしか興味がない為早めに会話を終わらせた

 

 

 

「応援してるよ!本当に なんでも手伝うからね」

 

 

 

いやいやじゃあ早く私物を返してください❓笑

 

 

 

と正論をぶちかましそうになったが、穏便にしまじろうの仲間であろうキャラクターがぺこり、としているスタンプを送ることで事なきを得た

 

 

 

 

第四話

「裏切る事を裏切らない」

 

 

当日になっても、泥棒から連絡が来ない

 

 

 

またか?

 

 

 

 

またなのか?

 

 

 

 

 

痺れを切らしたので、一喝入れてみた

 

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お分かりの通り、これ以降返信が、無い

 

 

 

死んだのか?と思ったが、

 

  

 

次の日呑気にラインのプロフィール画像を変えていた

 

 

 

 

マジでぶちのめすぞ

 

 

 

 

 

そんなこんなで、今日もふとメタモンの事を思い出し、記してみた

 

 

これは、元彼(笑)から私物を取り返すリアルドキュメンタリーである

 

 

 

そして現在、十二月

 

 

 

そう、

私物を取り返すことに一年が経とうとしている

 

 

 

 

 

 

 

続編決定!

「再戦への決意」

 

 

 

私は必ずや、彼から私物を取り返してみせる

 

 

 

 

この文を通して伝えたかったことは、

 

 

どれだけその時信用していても、人は泥棒になりうる、ということです

 

 

無闇に人の家に物を置かないようにしましょう

 

 

 

もう、朝の四時です

 

 

私物も、睡眠時間も返してください